もう迷わない！収納ノウハウでスッキリ片付く部屋

2025年4月20日

新生活、それは希望とワクワクに満ち溢れていると同時に、ちょっぴりの不安も覚えるもの。特に一人暮らしを始めたばかりの方にとって、限られた空間での収納は頭を悩ませる問題の一つかもしれません。「あれもこれも」と揃えた家具や雑貨で、あっという間に部屋が手狭になってしまった、なんて経験はありませんか？

でも大丈夫！収納のプロである私にお任せください。ちょっとした工夫とノウハウを知るだけで、狭い部屋でも驚くほどスッキリと、そして快適に暮らすことができるんです。今回は、一人暮らしを始めたばかりのあなたに向けて、今日から実践できる収納の基本と、狭い部屋ならではのアイデアをたっぷりご紹介します。

1. まずは「要る」「要らない」を見極める魔法

収納を始める前に、必ず行っておきたいのが持ち物の見直しです。新生活を機に、本当に必要なものだけを残す「断捨離」をしてみましょう。

1年間使わなかったものは手放す勇気を: クローゼットの奥に眠っている服や、いつか使うかもと思って取っておいた雑貨など、過去1年間一度も使わなかったものは、この先も出番がない可能性が高いです。思い切って手放すことで、収納スペースに余裕が生まれます。
「保留ボックス」を活用する: すぐに手放すか迷うものは、「保留ボックス」に入れて一定期間保管しましょう。期間内に一度も使わなかったものは、感謝の気持ちを込めて手放します。
思い出の品は厳選して: 大切な思い出の品は、無理に手放す必要はありません。しかし、スペースには限りがあります。本当に大切なものだけを選び抜き、箱などにまとめて保管するようにしましょう。

狭い部屋で収納スペースを確保する上で、最も重要なのが「縦の空間」を有効活用することです。

突っ張り棒は最強の味方: 壁と壁の間に設置できる突っ張り棒は、収納の可能性を無限に広げてくれます。
- クローゼットの中に設置して、ハンガーラックを増やしたり、棚を作ったり。
- 玄関に設置して、傘立てや靴の一時置き場に。
- キッチンや洗面所のデッドスペースに設置して、調味料や洗剤などを吊り下げ収納するのに便利です。
カラーボックスを賢く使う: 縦にも横にも使えるカラーボックスは、組み合わせ次第で様々な収納ニーズに対応できます。
- 縦に重ねて、高さのある収納棚として活用。
- 横に並べて、ローボードやベンチ代わりに。
- 専用の収納ケースや引き出しを活用すれば、細々した物もスッキリ収納できます。
壁面収納でデッドスペースを有効活用: 壁に取り付けられる棚やフックを活用すれば、床のスペースを圧迫することなく収納スペースを確保できます。
- お気に入りの雑貨や本を飾るディスプレイ棚として。
- キッチンツールやアクセサリーなどを吊り下げて収納。
- S字フックなどを活用すれば、 আরও多くのものを引っ掛けて収納できます。

限られたスペースを有効活用するためには、一台で複数の役割を果たす「多機能家具」を選ぶのがおすすめです。

収納付きベッド: ベッド下のデッドスペースを有効活用できる収納付きベッドは、衣類やリネン類、季節家電などを収納するのに最適です。引き出しタイプや跳ね上げタイプなど、様々な種類があります。
ソファベッド: 普段はソファとして使い、来客時にはベッドとして使えるソファベッドは、狭い部屋に一台あると非常に便利です。中には収納スペースが付いているものもあります。
収納付きスツール・ベンチ: 座るだけでなく、中に物を収納できるスツールやベンチは、リビングや玄関で活躍します。
折りたたみテーブル・チェア: 使わないときはコンパクトに畳んで収納できる折りたたみ式のテーブルやチェアは、必要な時だけ出して使えるので、部屋を広く保てます。

引き出しや棚の中は、そのまま物を詰め込むのではなく、「仕分け収納」を意識することで、格段に使いやすくなります。

収納ケースやボックスを活用: サイズや素材の異なる収納ケースやボックスを上手に活用することで、物の種類ごとに整理できます。中身が見える透明なものや、ラベルを貼れるものを選ぶと、さらに使いやすくなります。
仕切り板やブックエンドを活用: 引き出しの中や棚の中で、物が倒れたり混ざったりするのを防ぎます。
ファイルボックスを活用: 書類や雑誌、取扱説明書などを立てて収納するのに便利です。